何のためのオリンピック? [雑想]
バンクーバーオリンピックが閉幕しましたね。
冬の競技は割とマイナーなものもTV放映されたりするので、楽しめました。
カーリングとかは、もうマイナーとは呼んじゃいけない感じですけど。
オリンピック嫌い(スポーツ自体は好き)のぼくにとっては、メダル争いとかはもう本当に
どうでもいい。
(その辺のことは以前の記事へ→「オリンピックなんて、いらない その1。」)
会期中のメディア報道は相も変わらず“メダル至上主義”ばかりでしたが。
金メダル“ゼロ”には流石に危機感をもったのか、閉会後は「日本のスポーツのこれから」
を危惧するようなTV番組もありました。
メダル獲得数って、その意味では重要な目安になりますね。
日本のオリンピック選手強化費は約27億円だそうです。
(いわゆる)先進国ではありえない金額、ドイツなんて日本の10倍ですよ!
その癖に、選手に対して「この国の代表として恥ずかしくないように」とか、メダルが獲れ
なかったことを簡単に責めたりする。
どうしてそういうことをいけしゃあしゃあと言えるのか、不思議でなりません。
驚いたのが、ボブスレーの日本選手の言葉。
「外国製スーパーカーに中古車で挑むようなものだ。」
日本のソリは、02年のソルトレークで使ったものを改良したという、まさに“中古車”。
理由はもちろん、資金不足。
対して、ドイツはBMWのサポートを受けた最新型。
言うまでもなく「お金がすべて」じゃないけれど、これは酷過ぎるでしょ。
結局のところ、意識の問題。
なんだかんだいって、ハコモノにはかなりの額を注ぎ込んでいるって言うし。
この国には、私利私欲のために「スポーツを利用する」ことしか考えてない連中が多過ぎ
なんです。
オリンピックは“国威発揚”に利用され勝ちですが、それもまた一種の私利私欲でしょう。
その先陣切っている石原の先日の発言には呆れるどころか笑ってしまいました。
「国家という重いものを背負わない人間が速く走れるわけがない、高く跳べるわけない。
いい成績を出せるわけがない」
オリンピックやその代表選手を何だと思ってるんでしょうね。
そりゃオリンピック招致だって失敗するよ。
最近知ったのですが、オリンピック憲章には以下の文があるそうです。
オリンピック競技大会は、個人種目または団体種目での選手間の競争であり、国家間
の競争ではない (規約9)
知事の発言とは違って、ちゃんとした理念が書かれているのですね。
残念ながら現状では“絵に描いた餅”だと言わざるを得ませんが、実現できればそれは
それは素晴らしい大会になることでしょう。
いつかそんなオリンピックを楽しみたいものです。







コメント 0